メールのほかに情報共有のツール
メールは情報を共有するツールです、と世間では考えられている。
メールをやりとりする人の間では確かに情報を共有できるかもしれない、その場限りであるとしても。メーリングリストで情報伝達網を作り、情報共有できているとしている会社もあります。
メールは情報を伝達するツールです。伝達するツールとしてメールほどにすばらしいツールは無いでしょう。でも、共有するツールとしてはベストでは無いですね。
もらわなかった人は蚊帳の外、とくに新人たち(後からプロジェクトに参加する人たち)はそれまでの先輩たちの知識の詰まったメールのやり取りを情報として共有することができません。
社内外に行き交うメールをサーバーに集めて、だれでも見れるようにすれば、検索できるようにすれば、情報の共有は進みます。しかし、そこには「量」の問題と「機密」の問題としして「ごみ」の問題があります。
どうやって、メールの中に埋もれる情報や知識を社の財産として、後世に残すのだろうか。情報共有ツール、コラボレーションツールはメールのことをいつも考えないとならない。
小島 政行
株式会社アプライドナレッジ 代表取締役
「Traction TeamPage」の開発・販売・サポート、
「DetachIt for Lotus Notes」、「iMacros」、「Vivisimo Velocity」の販売・サポートをしています。